2010年07月15日

ウルウルeラーニング

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』をよんだら」岩崎夏海著を読みました。
表紙の雰囲気と設定から興味をそそられていたのですが、なかなか手を出せずにいました。
いざ読んでいると、高校生の会話にちょっと恥ずかしくなったり、高校生がなぜこんなに緻密な施策を立てられるのか突っ込みたくなったりもしましたが、ウルウルと目頭が熱くなる場面もあり、とても読みやすい上、ドラッカーのマネジメントの要素を知ることができた本でした。
さて、コンテンツ制作者の目線で見てみます。

とにかく設定が面白い。野球部のマネージャからマネジメントを紐解くという発想がすばらしいと思います。
そして、感動あり、涙あり、という展開を持たせていることが、飽きさせないコツなのではないかと思います。

私たちがストーリ形式の学習コンテンツを作るときは、ターゲットが感情移入できるもの、同一視できるものを主人公にもっていきます。この本では野球部のマネージャが主役ですが、私の場合、年齢が離れてしまっているせいか(?)高校生には感情移入できず、かといって監督にも感情移入できず、あえていうなら主人公の友人の母親に感情移入してしまったくらい客観的な立場で読み進めていました。それでも、設定が自分の経験と重ねやすいので、集中して読めました。
この本を読んで、私も感動を与えられるようなeラーニングを作成したいと思いました。泣かせるだけじゃだめですが、感動を与えながらも学習後に達成感を味わえるコンテンツができたらなぁ、と夢を膨らませています。そのようなeラーニング教材ができれば、ドライアイの方は目を潤しながら学習もできて一石二鳥ですね?!

今の気分 ( ´△`) by ふぐ子

posted by 中田智玄 at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

集中するには雑音も必要?(モスキート音とNHK技研公開に考える)

"モスキート音" をご存知でしょうか。
若者にしか聴こえない高い音です。

これを利用して、公園たむろする若者を撃退する装置がニュースになっていましたが、一方で授業中でも先生にばれない「モスキート音着メロ」があることをその若者から教わりました。某着メロサイトを見ると、あからさまに「授業中用」と書かれたものもあります。
技術はいつでも諸刃の剣なのでしょうか。
さて、「NHK技研公開2010」での展示に次のようなものがありました。
(人にやさしい放送)「高齢者向け番組音量バランスの自動評価技術 -誰にでも聴き取りやすい番組音を目指して-」

高音や小さい音でなくても高齢者には聴き取りにくい音がある、それは背景音とのバランスである、という研究成果でした。
「背景の雑音がうるさくても話している相手の声ははっきり聞き取れる。」と思っていましたが、必ずしもそうではないらしいです。ナレーターの声より背景音が 3dB 高いだけで、高齢者にとってはナレーションが聴き取りにくくなるそうです。

NHK では、ナレーションと背景音の音圧をリアルタイムで計測して背景音があるレベルを超えると警告を出すシステムを採用しているそうです。

週末に義理の母と話していたところ、「テレビのボリュームを上げても聴き取りにくいことがある。」と聞きました。
このことなのかもしれません。

逆に背景音が全くないとナレーションが途切れた瞬間に重苦しさを感じることがあります。
テレビや eラーニング教材に集中してもらうためには、最適な背景音 (雑音) レベルが存在するのだろうと推測します。
p.s.
「おばあちゃん、悪口だけは聴こえてるんだから。」なんていう話が思い出されます。ひそひそ話をしたつもりでも背景音とのバランスで聴こえちゃったりすることがあるということなのでしょうかね?

今の気分 (-_-) by 中田智玄

タグ:TV 年齢
posted by 中田智玄 at 17:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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