2010年02月22日

五輪書にマルチタスクを考えた

仕事というものはなぜか重なるものであるようで。
タイミングを狙ったでしょう?と誰かに聞きたくなるほど。
読書や勉強も一つ手に取ると関連するものをいくつも手にしてしまい、同時進行してしまうことがあります。
いわゆるマルチタスク。

CCPMを勉強していると「悪いマルチタスク」という言葉が出てきます。
タスクの開始時に準備が入るため、タスクを区切ってマルチタスクにすると効率が悪くなるからこのように言われます。
弊社のCCPM eラーニング教材の原稿を書いた講師に素朴な疑問を投げかけてみました。「良いマルチタスク」はあるのですか?
「ありません。」
即答でした。
緊急事項が発生してやむなくマルチタスクにするか、時間を区切ったほうが効率良いものがマルチタスクのように見えるか、だそうです。

すると、仕事も読書も勉強も「あれもこれもやらなければ」という焦りが、マルチタスクでないものをマルチタスクにしてしまっているのかもしれない、と考えました。

何かいいアイデアがないかと頭をぐるぐる回していると、宮本武蔵の『五輪書』が浮かびました。
たしかそれらしいことが書かれていたような。。。

久しぶりに開いてみると、、、、ありました。
「水之巻 多敵のくらゐの事 - 敵かかるくらゐ、前後を見わけて、先へすすむものに、はやくゆきあひ、大きに目をつけて、(中略) 折々あひ手を余多よせ、おひこみつけて、其心を得れば、一人の敵も十二十の敵も心安き事也。」

さらに、
「火之巻 三つの先といふ事 - (中略) はや勝つ事を得る物なれば、先といふ事、兵法の第一也。」

すなわち、こんな具合に解釈しました。
タスク (敵) が多い場合は、

1. 全体を俯瞰しなさい。
2. 優先順位をつけなさい
3. 1つに集中しなさい。

そうすれば、同時期に処理しなければならないタスクも、緊急タスクが発生しても、一つのタスクと同じように落ち着いて取り掛かれる。
そして、先手を打てばコントロールできる。

多少なりとも手前勝手な解釈ですが、気が楽になったのでいいかなと。
引用:『五輪書』宮本武蔵・全註訳 鎌田茂雄、講談社学術文庫、2003.
eラーニング教材「CCPM概論」 (PMP0054A)

今の気分 (ー_ーゞ by 中田智玄



posted by 中田智玄 at 15:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。