USTREAM「ニシ100!」司会の中田です。
2011年4月12日 12:00-12:30放送の『講師の戸部伸彦が研修コースにかける想いを語る!「ITSMシミュレーション」「1日でわかる!サービスレベルマネジメント入門」 』の舞台裏です。
USTREAM では、音声が大切です。
映像が多少乱れても止まっても大目に見ていただけるようですが、音声が聞こえなくなると途端に問題になります。
「音声が小さい」「割れて聞こえる」「ノイズが多い」「途切れた」「海の中にいるようだ」と Twitter でもいろいろなフィードバックをいただきます。
さすがに「声が悪い」と言われたことはありませんけれども。
このようなトラブルを未然に防ぐために、予備放送の時間にマイクテストを行うなどの工夫を行っています。
モニター(動作確認)用の PC から出る音声を聞くのもその一つ。
本放送開始から数分間私自身の声や出演者の声をイアフォンで聞いています。
実はこれには2つの落とし穴があります。
1. 自分の声を聞くと、話が止まってしまう罠
音声は数秒から数分遅れて来ます。そのため、特に自分の声を確認しようと意識しているとつい待ってしまいます。
結果的に次の発声ができずに話が止まってしまいます。
自分の声に聞き惚れてはいけません。
2. 音量は視聴者によって異なるという罠
モニター用の PC でよく聞こえていても、視聴者に十分な音量で聞こえているとは限りません。
ヘッドフォンやイアフォンの方もいらっしゃれば、大胆にスピーカーで聞いている方もいらっしゃるかもしれません。
モニターしている音量を過信してはいけません。
ところで、
今回の放送では途中から Twitter で次のようなフィードバックをいただきました。
「なんだか音が気になりますね。。。」
「コポポポ、て鳴ってます?揺れてるのかな?」
「風の音?」
「規則的に聞こえてますねー。 個人で揺れているのか、何かが振動しているか、アプリのせいか。」
「ニシ100!」は、今後の様々な放送形態を見据えていろいろな実験や工夫をしています。
今回はマイクの固定方法を工夫していました。
経緯はさておき、どうにも画的にマイクスタンドが邪魔でしたので、テーブルの上に上げてみました。
どうやら話が乗ってきたころからテーブルに寄りかかり始めて微妙に揺らしてしまったようです。
気づいたらマイクスタンドの固定金具が「コツコツ、コツコツ」と音を立てていました。
スタジオで話していると気にならない音がマイクを通すと結構気になるものですね。
音声変換の過程の機器の特性の問題もありますが、
カメラで視界が遮られるので、視聴者には周囲の状況が分からないのも気になる理由の一つだと思います。
おかげ様で一つ改善につながりました。ありがとうございます。
音声のモニターにもツイートにも耳を傾けましょう。
◆放送の関連リンク
・USTREAM「ニシ100!」番組サイト
・録画 前後のトークも含めて
・録画(部分) 講師の戸部が語る...全体
・録画(部分) 「ITSMシミュレーション」
・録画(部分) 「 1日でわかる!サービスレベルマネジメント入門」
・Twitter まとめ
◆放送内で紹介している研修コース
・ゲームで体感・数値で実感 ITサービスマネジメントのツボ! 〜ITSMシミュレーション〜
・1日でわかる!サービスレベルマネジメント入門
旧「なんてったってeラーニング」からの移行... 今の気分 (-_-) by 中田智玄