2011年07月22日

ノマドワーカーは自由な民か?

ノマドワーカー (nomad worker) という用語がある。
無線LANや携帯電話網を使って、場所に捉われずに仕事をこなす人達の事らしい。

nomad = 遊牧民、場所に捉われない、とっても自由な印象である。

でも待てよ、遊牧民は決して自由ではないぞ。
そもそも遊牧する理由は家畜に地面から生えている草を与えるため。
どこへでも自由に移動するわけではなく、餌となる草のあるところに行くだけである。
すなわち、家畜と草に縛られている。

さてノマドワーカーは?
どこでも自由にいけるのだろうか。

確かに行ける。
が、気づくと常にネットワークを引きずっていないだろうか。
多くの場合無線であるため見えないが、ふと我に返ると見えないたくさんの紐に、ゆるーく縛られているような気がしないだろうか。

羊がいる。だから草を求めて移動する。
仕事がある。だからネットを求めて(つながるところへ)移動する。

なるほど、nomad だ。

自由か否かは本人しだいか。
ネットワークがなくたって仕事はできるのだし。

今日の気分 (^O^)/

posted by 中田智玄 at 19:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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