2011年07月14日

災害対策と仕事の計画 - とにかく計画を立てないと

以前、想定を超える災害を考えていたら対策できないという記事を書きました。

手元の仕事を振り返ってみます。
以前、こんな方がいらっしゃいました。

「イレギュラーな事が多すぎて、プロジェクトの計画を立てられません。計画を立てる時間がもったいです」
災害対策に置き換えると、
「想定外の事が多すぎて、災害対策できません」

そんなことがあるでしょうか。何か違う気がします。
読み直すと、この言葉には自己矛盾があります。
イレギュラーと言うからには、標準がある。
想定外と言うからには、想定がある。

イレギュラーや想定外がどんなに多くてもいいですから、標準・想定に対して計画を立て、対策すればいいじゃないですか。
計画を立てれば、現実とのギャップからイレギュラー事項が際立ってくるはずです。そうすれば、イレギュラー事項の扱いを検討する事ができます。例えば、そのイレギュラーの頻度が高ければあらかじめ計画に入れ、頻度が低ければバッファーでカバーできそうか検討するなど。

ラフでも構わないから計画を立てなければ、振り返りできませんよね。
先の方には「そんなラフな計画では分からん!」なんていう上司がいらっしゃったのかも知れませんけれど。
災害対策と同じように、これが原因で仕事の計画を立てられないということがあるのかも。。。

今日の気分 (^_^)

タグ:災害 想定 計画
posted by 中田智玄 at 12:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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