2010年03月18日

オーダーメイドコンテンツが作られるまで Part1

「オーダーメイドコンテンツ作成」とは?(リンク)という話が出ていたので、ここでは、どんな風にオーダーメイドコンテンツが作られていくのかを紹介します。
私たちは、インストラクショナルデザインに基づいてeラーニング教材を作成しています。すべてをお話しすると長くなってしまうので、今回はインストラクショナルデザインの手法のひとつ、ADDIE(分析→設計→開発→実施→評価)モデル「分析」の一部をご紹介します。

初めてeラーニング教材を作成されるお客様の場合、方向性は決まっていても「これも入れたい」「あれも入れたい」と学習内容が発散されていることが多いです。そして、どこから手をつけてよいか悩まれるお客様も少なくありません。

学習内容がまとまらない場合、まず、「分析」を行うことでeラーニングに含めるべき内容、方向性が見えてきます。
分析は、主に次の2点を明確にする作業です。
◆対象者は誰?
◆学習のゴールは何?学習後にどのようになって欲しい?

まず、対象者ですが、「新入社員」「入社3〜5年目の社員」「営業」など、お客様もある程度イメージをしています。さらに、「どのような商品を扱っている営業ですか?」「どのような経験(知識)をお持ちの社員ですか?」と詰めていくとより具体的な対象者になります。

次に上記の対象者が「どのようになって欲しいのか」を明確にします。
「新システムにて、通常業務をスムーズに操作できるようになってほしい」
「顧客に新サービスの概要を説明できるようになってほしい、また、新サービスに興味を示した顧客がいたら選任チームに繋げてほしい」など具体的な姿を思い描きます。

お気づきかもしれませんが、具体的に「対象者」と「学習のゴール」を決めると、対象者の前提知識や、必要な学習範囲(概要は確実に理解するが、詳細は覚える必要はない、など)が見えてきます。つまり、eラーニング教材に含める学習内容の範囲が明確になります。
「これはすでに前提知識として持っているので不要」
「これは参考資料として添付するだけでよい」
と、最初は膨大にあった資料からeラーニング教材に含める項目を絞り込むことができます。

最初は、資料の寄せ集めでかまいません。
ただ、「あれも」「これも」「ここも重要」というように重要箇所を集めただけの資料をそのままeラーニング教材にすると、「結局何を学んだのかわからなかった」という結果になりかねません。
具体的な学習目標が設定され、学習後に、「○○ができるようになった」と学習者自身が認識できるeラーニング教材であれば受講する価値がありますよね。

なお、「いかにわかりやすいeラーニング教材にするか」は、次の「設計」にかかっています。その話はまた後日。。。

※インストラクショナルデザインに則ったeラーニング教材開発を体験したい方はこちらのコースをどうぞ。

今の気分 (´ー` ) by ふぐ子



posted by 中田智玄 at 11:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旧ブログのアーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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