2010年02月16日

ほめられるのはどうも苦手で

家庭教師のアルバイトをしていた頃のこと。
英単語の練習問題がよくできたことをほめたら、翌週から自らその練習問題の続きをやりたがるようになりました。
ほめられるって力になるんだなぁ、とぼんやり思ったものです。

という私は、実はほめられる事が少々苦手で、少々好きになれないのです。

苦手な理由は簡単。
子どもの頃、ほめられたために舞い上がって失敗してしまうということを何回も繰り返したから。ほめられ効果がプラスマイナスでマイナスに振れてしまうことが多かったのですね。
さすがに今はそこまでのことはありませんが、かつてのトラウマがぬぐいきれないようです。

好きになれない理由はなかなか自分自身でも分からず、最近やっと少し見えてきました。

理由その1 (理屈っぽいです)
「○○さんは、すごいね。」
という言葉に、○○さんと別の人の比較が暗に入っていることがあるからです。それが話し手自身であっても、何となく手放しで喜べません。

理由その2 (さらに理屈っぽいです)
叱るときは事実に焦点を当てるように教わったことがあります。
それなのに、ほめるときはなぜかその人をほめる言葉が多いのです。
叱られるときに人物に焦点を当てられて全否定されたような気分になるのと同じように、ほめられるときに人物に焦点を当てられると全肯定されたようで逃げ場を失うような気分になります。

「飴と鞭」という言葉がありますが、飴が過ぎると鞭になってしまうのかもしれません。

ではどんなほめられ方が嬉しいのだろう、と考えてみました。
・ 成果物をほめられること。
(本人ではないからでしょう。)
・ 感謝されること。
(ほめるのとは少しニュアンスが違いますし、Iメッセージだからでしょう。)
『ほめ言葉ハンドブック』(本間正人・祐川京子、PHP研究所、2007)に次のように書かれています。「職人気質の人をほめる時は、本人をほめないというテクニックを使います。本人ではなく道具をほめます。」私は必ずしも職人ではありませんが、なんとなく共感できます。

そうしたところ、ケーブルテレビのヒストリーチャンネルに『職人の道具』という番組を見つけました。道具のことなら喜んで話してくれるのかもしれません。うまいところを捉えた番組だなと思いました。
ほめ方は相手と場合によってということなのだろうと、毎回そこに落ち着きます。

p.s.
「ほめられるのが好きではない」ことは社内でも公言しているのですが、どうも「叱られるのが好き」と勘違いされている節があるような?
決してそんな訳はありませんので。念のため。

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今の気分 (ーー) by 中田智玄



posted by 中田智玄 at 13:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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